さらに、アニメのユーザーのスタンスも大きな違いがある。日本でも顕著になりつつあることだが、「カネを出すから良質なもの」を求める層と「安く(あるいはタダで)見られるのならば質は問わない」という層が存在し、後者は徐々に拡大しつつある。その象徴ともいうべきものが、「クランチロール(Crunchyroll)」や「フールー(HULU)」に代表されるストリーミングサービス(いわば、著作権処理をクリアした合法的なファンサブ)の拡大だ。
こうしたストリーミングサービスでは、日本で放映されたテレビアニメが、ほぼ時間差なく配信されるようになっている。もちろん、画質は荒いし、何よりも翻訳の質は最悪だ。だが、翻訳の質よりも、”早く見ることができる”ほうがニーズがあるのが現状。そして、ソフト化の際にも翻訳を改善することなどせず、そのまま流用している。それでも多くのユーザーのニーズを満たすことができているのだ。結果、まず干上がりかけているのはアニメの翻訳家たちだ。
「”ヒドイ画質と翻訳”のほうが大人気」アメリカの日本アニメ市場に何が起きているのか? - 日刊サイゾー (via toronei)
ビジネスとして考えた場合に大事なのは割合じゃなくて絶対数だと思うんだけど、「カネを出すから良質なもの」を求める層は減っているのかな。
いやいや、ストリーミングサービスでも最近は画質いいですよ。Crunchyrollだと無料でも480p、有料会員であれば720pが出るから却ってDVDよりも画質はよかったりする。翻訳はともかく画質の面からはストリームで完結させるというチョイスも強くなってます。
後はCrunchyrollみたいなサービスはストリーミングサービスとしての面の他に、ある程度長い時間、公開を継続する面、ライブラリ性もあるので、利便性も高い。
(via yoosee)